ZERO WASTE DESIGNへの挑戦

循環型経済が、
世界の主流に

私たちの生活は、
”資源”とそれを加工した
”製品”から成り立っています。

1970年には約270億トン、
2017年には約930億トンの資源が、
製品に変わっています。

しかし、そのほとんどが
消費されたあと
廃棄物として捨てられ、
再利用されているものは
全体の10%にも至りません。

国連環境計画(UNEP)は、
とどまることの知らない
世界の天然資源の使用量を
危惧しています。

そして、廃棄される
ごみの量は年々増え続け
2050年には、世界で使用される
資源は今の2倍に、
地球にあふれるごみの量も
2倍になると言われています。
大量に生産し、消費し、廃棄する。
負の経済の流れは、
まだまだ続いています。

この負のスパイラルを改善するための
経済の仕組みが、
サーキュラーエコノミー
(循環型経済)です。
廃棄されているごみを、
「資源」として捉えて
循環させるという考え方です。

世界では、多くの企業が
この循環型経済への
転換を図り、さらには、
ビジネスとして長期的に生き残り、
消費者から選ばれるための
成長戦略として取り入れています。

Zero Waste Designの推進

このような循環型経済への
転換に必要なのが、
ごみゼロ社会の実現、すなわち
「Zero Waste Design」です。
ごみを再資源化することはもちろん、
ものづくりの段階から
「ごみにしない」ことを
視野に入れた考え方です。

この考え方は、
日本ではまだまだ浸透しておらず、
世界各国と比べると
遅れているのが実情です。

半世紀を超え、石坂産業は
創業者の夢でもある
ごみをごみで終わらせない社会を
目指して、技術を貫き、
現在に至ります。

今、そのノウハウを
世界が必要としているのです。

あらゆる製品を
再資源化することができれば、
ごみが地球を埋めつくすことは
なくなります。

世界からごみがなくなり、
世界が資源だらけになる日を目指して。

私たち石坂産業は、
自然と美しく生きながら、
「循環」のプロとして、
次の暮らしをデザインしていきます。