自然と共に生きる
広大な敷地を利用した
太陽光パネルによる発電、
国内でも最大クラスの大型鉛蓄電池による
電力供給、
雨水を利用したトラックのタイヤ洗浄、
プラントの壁面緑化。
最先端の技術を導入し、
省エネ・節電への取り組み、
里山を中心にエネルギーが循環する
自然と美しく生きるための
仕組みづくりをはじめています。
再生可能エネルギーの活用
太陽光電池
敷地内3箇所に太陽光パネルを設置。年間約20万kWhの発電を行い、約60世帯分の年間電力使用量を供給しています。三富今昔村をはじめとした施設の電力源となっています。
風力+太陽光の一体型発電
風力発電と太陽光発電を併用した、一体型の発電装置を設置。晴天時は太陽光パネルで発電することはもちろん、雨天・雲天時は風力発電で蓄電。ここで発電した電力は施設内の常夜灯として、利用しています。
地中熱利用システム
三富今昔村のくぬぎの森 交流プラザに、地中熱を利用した環境配慮型の空調システムを導入。地上と地中の温度差を利用することで、室温を常に15〜20°Cに保っています。エアコン利用時に比べ、消費電力を10分の1に削減しています。
大型鉛蓄電池
国内大手電力会社・蓄電池メーカーと協働し、国内民間工場最大級である1100kWの「大型鉛蓄電池」を設置。夜間電力を蓄電し、日中に全電力の1/3を蓄電池から供給することで契約電力量を削減。蓄電した電力は、停電・災害時にも使用できます。
彩の国ふるさとでんき
埼玉県による、全国初となる実質CO2フリーの事業者向け電力メニュー「彩の国ふるさとでんき」を埼玉県の企業として初めて導入。FIT発電所や卒FIT電源で発電した環境価値を含む電力を使用し、電力の地産地消モデルを構築しています。石坂産業では、2021年12月より、本社・工場で使用する全電力を再生可能エネルギーでまかなっています。
CO2削減の取り組み
地球環境と働く人の作業環境を
第一に考えて設計された、
人と自然の共生をコンセプトにした
全天候型の再資源化プラント。
その内部での取り組みの
一部をご紹介します。
雨水利用
雨水貯留槽を地下に設置し、雨水循環システムを構築。
トラックが工場から出る際、自動で洗浄機が作動し、
雨水でタイヤを洗い、周辺道路を汚すのを防ぎます。
また、土砂系廃棄物の粉塵を抑えるための
散水や緑地への散水などにも活用しています。遮熱塗装
再資源化プラントの屋根には、NASAのスペースシャトル
にも使われているセラミック微粒子の遮熱塗装を
しています。太陽光による温度上昇を防ぎ、
プラント内の温度を一定に。年間約95トンのCO2を
削減する省エネ効果があります。自然採光
各プラントの屋根には、表面積の約10%明かり取り窓を設置。
自然採光で照明点灯を節約し、年間約45トンのCO2を削減しています。全棟LED化
プラント・社屋のすべての電灯に、LEDを採用。
年間約10万kwhの電力と、年間約50トンの
CO2を削減しています。省エネ型電動重機
Jークレジット認証を受けた電動重機を10台プラント内に設置。
年間約90トンのCO2を削減するとともに、排気ガスのゼロ、
温度上昇の抑制、静音化などの職場環境の改善効果もあります。トップランナー変圧器
受配電用変圧器には、高いエネルギー変換効率が求められます。
変圧器の不可の実態を把握して、実際の負荷率に合った
省エネルギー型トップランナー方式の変圧器を導入し、
CO2削減と地球環境保全を図っています。