僕らの仕事

悔しさが自分を押し上げた!
この仕事への熱意を後輩にも伝えたい

廃棄物という未知の世界に飛び込んで、必死に歩んできました。

2017年入社の現在6年目です。

入社する前に廃棄物処理のこと何も知らなくて、この世界に飛び込んできました。入社後、「仕分プラント」に配属、5年ほど所属していました。

*「仕分プラントは7つのプラントの中でも混合廃棄物の受入・仕分を担っている主力プラントの一つ」

入社してからの2か月間は、搬入される廃棄物を取り扱いながら、初めての環境に慣れていくことに精一杯でした。

業界のことも知らないし、できることが少なくて、悔しい想いをしていました。仕事に少しずつ慣れてきて、廃棄物を搬入してこられるお客様の大型トラックや小型トラックの、導線を整える「誘導」というポジションがこのプラントで一つの重要なポジションであるというのがわかり、自分も早くあのポジションができるようになりたい、という強い想いが、芽生えていました。

自分はちょっと負けず嫌いなところがあって、自分ができないポジションがあることが悔しくて、「自分だったらもっとできるようになる」という気持ちをもっていました。

だからこそ、自分の業務を効率的に終わらせて、時間を作っては、自分が誘導のポジションだったらとイメージして、動きを想定して、誘導ポジションについている先輩社員の動きと照らし合わせたり、誘導の技を盗んだりしていました。

「誘導」の仕事は、単に大型トラックや小型トラックを誘導し、廃棄物をおろしてもらうことではなくて、搬入されてくる廃棄物の種類やその質によって、おろし方や順番などの手順を変えたりします。

これは廃棄物の再資源化のために、前後の処理工程を把握したうえで、最適な対応でお客様をご案内するもので、非常に難しいものです。

ですので、大分苦労しながらも、7~8か月ほどで、誘導のポジションに立つことができるようになりました。悔しい想いが自分を上に押し上げてくれたと思っています。

「仕分プラント」に所属していた5年間のうち、後半の3年間ほどはひたすら新人教育を行っていました。新卒で配属されてくる新人、私のように他社で仕事の経験がある新人もいますので、その人の得意なこと、不得意なところを一緒に話しながら探していき、一緒に成長してきたと思っています。

これは、自分が入社した当時は、教育担当の存在が明確でなく、日々、何時でも頼れる存在が欲しいな、と思っていたこと、その想いがいまに繋がっていると思います。

仲間に自分の熱意を伝える、ともに目指す再資源化

現在は、「減量化プラント」に所属しています。

「減量化プラント」は「仕分プラント」で仕分けされてきた廃棄物を、再資源化できるものに資源ごとに適切に分別する仕事で、再資源化率に大きく影響する仕事です。

分別しているものは、例えば、木くずや、紙類などです。そのうちの木くずはチッププラントへ運ばれ、そちらで製品化されます。紙類などは、RPFという固形燃料になり重要な資源として再利用されます。

この仕事は、プラントの中でも難しい仕事の一つと言われています。様々な廃棄物が日々混ざって搬入されますし、営業部など、他部門との連携が欠かせません。ちょっとした手違いが再資源化やコストに影響しますので責任は重大です。

プラントの仕事は、石坂産業がビジョンとして掲げている「Zero Waste Design」に直結し、その最前線の仕事です。私は、再資源化できるものはひたすら、徹底して分別する、ということを心がけています。

この、資源を分別することや、再資源化率をあげること、など一人が頑張って達成できるものではなく、仲間たちとチームとして実践することが必要です。どのような基準で分別するか、ということは、個人の感覚や裁量に依るものではなく、共通の基準をリスト化して同じ職場で働く仲間で共有し、共通の知識がもてるようにしています。

そして、プラントで一緒に仕事をする仲間とは常に会話ができるような関係性を築いています。私の熱い思いを伝え、仲間とともに、再資源化に取り組んでいます。

私の働く活力は家族、だからこそ仕事に熱意が生まれる

私のモチベーションの源は家族ですね。

石坂産業に入社する前は別の会社で働いていましたが、当時は家族との時間を作りたいと思ってもなかなか時間がとれませんでした。そんな中、石坂産業を知り、代表の石坂社長は家族を大事にする人であると聞いて、そこにも引かれて入社を決意しました。

モチベーションのスタートはどんなことでもよくて、それが巡り巡って仕事に繋がっていると私は思います。私にとってのモチベーション、働く活力、は家族です。家族を幸せにしたいと思っていて、その為にも、仕事にやりがいを見いだし、結果をだしていく、という循環に繋がっていると思うんです。

自分がロールモデルになる!いろいろな技術、知識を吸収したい

目指したい姿は、後輩たちの「ロールモデル」になること。

私は、新卒入社で入ってくる若い人たちと、年齢はそんなに離れていないので、親近感がわくのもあると思いますが、新しい仲間たちの「ロールモデル」、「目標」になりたいです。

普通の会社ですと、私みたいなこの年齢で、この役職って、なかなかもらえないと思うんです。石坂産業は、若くてもやる気があって、やってみたい、という想いがある社員にはチャンスがもらえますし、頑張っていれば認められる環境、風土があります。

今の私の目標は、石坂産業の全てのプラントの管理、運営ができるようになることです。

それぞれのプラントには異なる特性、特徴や役割がありますので、一つ一つのプラントの管理・運営を経験させてもらいながら、技術や知識を身につけていくこと、そして自分の経験や知識、そしてノウハウを後輩たち、に伝承して後任者を育成していくことが必要になります。

その為には、どうしたら他のプラントの管理能力や技術、知識を身につけることができるのか、どのように後任者を育成していくのか、など常に意識しながら仕事をしています。

そして、新しい仲間と一緒に、「Zero Waste Design」の実践をしていきたいと思っています。

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私たちは、「ごみをごみにしない」循環型社会を創ることを目指しています。大きなビジョンのために。 小さな一歩を、ともに歩んでいこう。