新たな暮らし

私が踏み出した新たな日常

Q1 どうして石坂産業に?

社会課題と情報工学が交わって新たな価値が生まれる点に興味関心があり、なにか自分の活躍できるフィールドが欲しいと感じ、二つを両立できるようなインターンシップを探していました。しかしながら、二つを両立できるようなインターンシップはなかなか見つけることができませんでした。そこで、社会課題についての視点は一度取り外し、情報工学についての技術系のインターンシップを妥協案で考えていたところでした。

そんな中、石坂産業の募集ページを見つけて「『自分の興味』を実践するフィールド」という文言に惹かれて応募することを決めました。インターンとして働く中で自分の興味がどのようにして取り組むことができるのか考えることや、実践のために何ができるかを見つめなおすことができると感じたからです。

Q2 インターンの参加を決めたきっかけ

私は、「社会課題」×「情報工学」で社会課題の根本の解決をモットーに活動していきたいと考えています。例えば、エアコンなどで、「設定温度を○○度に設定して消費電力を抑えよう!」などという呼びかけがなされていますが、部屋の状況や広さ、日当たりによって最適な設定温度は異なるはずで、一律に「○○度」にするということに違和感をもっていました。

私はこの違和感の解決に情報工学が介入できると考えています。例えば、部屋の状況や部屋にいる人の体調に応じて、部屋の空気環境をエアコンが制御し、自動的に自分が快適でいられる温度を保ちつつ、消費電力も抑えることができるように設計することができるのではないかと考えます。

このように、「社会課題」×「情報工学」で社会課題の根本の解決というモットーを持っている私には石坂産業の目指す場所というものが非常に魅力的に見えました。「ゴミがゴミでなくなる」というのは循環を実現するための究極の方策であると感じたからです。

ゴミに価値がある状態を石坂産業で作り上げ、それが世に循環していく役目を担っていることは、まさに世界を変える仕事だなと私の目線から解釈しました。この気づきから、目指す場所に共感して石坂産業のインターンシップを始めることにしました。

Q3 今の学生生活

小学生の時から数学が好きでしたが、社会でなんの役にたつのか?と感じることが多かったですが、その中で巡り合ったのがコンピュータサイエンスという分野でした。数学とコンピュータの両輪で様々なモノやコトが生み出されていることを知り、この分野を学ぶことを決意しました。

一方、社会課題に興味を持ったきっかけはオーストラリアの森林火災を見たときでした。我々に必要な酸素を生み出す木々が、一斉に二酸化炭素になる様子を見て、なにか他人事にしたくないと感じていました。このことがきっかけで、様々な社会課題について興味をもつようになり、現在はPracticaというプラットフォームにて学生クルーとして活動していて、社会課題の取り組みの輪を広げる活動をすることにつながりました。

私は、これからの活動の一環として社会課題に対して興味をもつきっかけを提供していきたいと考えています。きっかけを得ることから、気づきを得て様々な行動につながっていくと思います。今思えば、テレビ越しではありましたが、あの時に起きていた森林火災を見たことがわたしにとってのきっかけでした。

私は、空間体験が非常に好きです。その空間にいなければ感じられないことや今までに考えてもいなかったこと、全身が刺激されているような感覚を得られるからです。現在も日常生活の傍ら、展覧会や寺院など巡って、魅力的な空間に触れるようにしています。これからは社会課題に触れる空間というものも作ってみたいです。

海洋プラスチックを用いたアート展
大宰府天満宮の庭

Q4 今後の目標

・新しいことを素早く理解する。

情報工学を学んでいますが、技術の進歩は非常に早く、今学んでいることが数年後にはあっという間に時代遅れになってしまう物もあると感じています。時代時代にあったものを選択していく必要があると考えているのですが、学ぶスピードを早めなければ時流についていけなくなるので、新しいことをより素早く吸収できるようなフレームワークを自分の中で構築して、今から実践していく必要があると感じています。

・個性を深めていく。

技術の進歩が進んでいく中で様々な選択ができるようになると考えています。例えば、どの技術を使うのか、どのようなアプローチで解決するのかということなどです。このように選択の機会がある時に、自分の意思や考えなどの個性を持って選択をしていくことで、自分にしか得られない気づきや発見を見つけることができるようになると考えています。インターンシップでも、経験や体験を通して自分の個性を深めていきたいです。

募集要項 Join Us

私たちは、「ごみをごみにしない」循環型社会を創ることを目指しています。大きなビジョンのために。 小さな一歩を、ともに歩んでいこう。