
三富今昔村
荒廃した雑木林を、かつての美しい里山へと再生。
この地で、自然と生きる知恵と文化を受け継いでいく。
この地で、自然と生きる知恵と文化を受け継いでいく。
自然と文化と人々を、ふたたびつなぐ 。
「三富今昔村」は、自然と調和する豊かさを五感で学ぶ環境教育フィールド。自然や生き物との触れ合い、里山の暮らし体験や農業体験などを通じて、循環する暮らしのヒントを見つけることができます。
里山では、人々が知恵を集め、手を入れることによって生態系が循環し、生物多様性が息づきます。石坂産業は、経済発展の陰で忘れられていたこの伝統を継承。資源が循環するだけでなく、めぐる自然の中で生命や文化が育まれ続ける未来へとつなげていきます。



石坂産業が提供する体験
五感で学ぶ自然との共生
植物や生き物の魅力を発見するガイドウォークや地産地消の食農育体験、里山の暮らし体験など、多彩なプログラムを開催しています。体いっぱいに自然を感じながら、共に学び合い、一人ひとりが「循環する暮らしのために自分にできること」を見つけるきっかけを提供します。



三富今昔村の主な施設

くぬぎの森 環境塾
「くぬぎの森 環境塾」は、普段目にすることのできないリサイクルの現場や、人と自然との調和によって守られている豊かな自然に触れられる環境の学校です。一方的なレクチャーではなく、参加する方々が主体的に考え、発見し、探求する参加型の学びを提案しています。

くぬぎの森 交流プラザ
人と人をつなげる交流の場、三富今昔村の入り口です。食を通して「いのちの円環」を五感で感じていただく「三富今昔村の食体験」では、石坂オーガニックファームからの旬の野菜を楽しんでもらえる、ガストロノミー”食文化の探究”をご提供いたします。有機小麦と自家製天然酵母を使って焼き上げたパンや里山の恵みを使ったオリジナル商品、オーガニック・フェアトレードをキーワードにした商品などを販売しています。

納屋養生 めぐる
石坂オーガニックファームで栽培された固定種野菜や里山の野草を取り入れ、身体と心を整える養生の時間を提供する食事処です。地元の農家が実際に暮らしていた納屋を譲り受け、日本の伝統や文化と自然、そして人を結ぶ場となっています。
自然も人も循環する環境教育の拠点を目指して

里山の再生と保全
石坂産業が事業を営む三富地域には、300年以上昔から人々に親しまれてきた里山があります。しかし、生態系が循環していたかつての姿を失い、一時は不法投棄が相次ぐほど荒廃。私たちは2001年からごみ拾いを始め、荒れた木々を手入れし、雑木林を生物多様性に富んだ里山へと再生しました。この里山の価値を継承し、発展させるべく、日々再生、保全活動を続けています。

「体験の機会の場」として認定
「体験の機会の場」認定制度は、子どもたちに⾃然体験活動などの機会を提供する施設の中から、安全性の基準を満たし質の高い体験プログラムを提供する「体験の機会の場」を、都道府県知事等が認定する制度。三富今昔村は、埼玉県で唯一「体験の機会の場」として認定され、幼稚園から大学まで多くの教育機関関係者が訪れています。

JHEP国内最高ランクの“AAA”認定
不法投棄されたごみを拾い、落ち葉を掃き、下草を刈る。大きくなりすぎた木を切り落とし、足りない木を植える。そんな地道な活動の結果、少しずつ里山の生態系が再生。2012年には、生物多様性を保全、回復する取り組みを評価する「JHEP(ハビタット評価認証制度)」で、国内最高ランクの“AAA”を取得し、2017年と2022年に更新しています。
コラボレーション
里山の価値を発展させる研究活動
里山の自然が人間に与える影響を科学的側面から明らかにするなど、里山の価値を発展させ、さらに広げていくための活動に研究機関と連携して取り組んでいます。

里山と健康プロジェクト 東京大学 縄田研究所 / 一般社団法人 パブリックヘルス協議会
里山で働く社員に対する、ウェルビーイング推進施策の効果を客観的に評価するため、里山が健康にどのような影響を与えるかを研究。社員の個々の属性や健康診断等から多面的に分析し、健康に影響を与える特定因子との関係を明らかにしています。
目次
施設見学/研修プログラム
私たちは年間を通して、皆様にご参加いただける工場見学を行っています。大人の方向けの内容や、親子を対象にした見学会、企業・団体さま向けの見学会など、テーマや予算、時間などお客様のご要望に合わせたコースを提供いたします。





