資源再生

資源が再び生かされ、めぐる社会へ 

分別分級した産業廃棄物を資源として再生し、リサイクル製品を製造、販売しています。また、ものづくりの段階から資源再生を推進するため、企業コンサルティングも実施。プロダクトのリサイクル戦略や社員教育等の企画・立案などを行っています。 
廃棄物処理のあり方を変え、すべての廃棄物を資源として循環させていくことが、石坂産業の使命です。 

石坂産業が提供するソリューション 

リサイクル製品の開発・販売

再資源化プラントで分別分級した産業廃棄物を原料とし、さまざまなリサイクル製品を製造、販売しています。製品の運搬・納品まで一貫して対応します。

RC40-0

受け入れた廃コンクリートを破砕・選別したリサイクル材で、駐車場・道路工事で利用されます。

RC10-0

受け入れた廃コンクリートを破砕・選別したリサイクル材で、インフラ工事の埋め戻し材として利用されます。

RM40-0※

受け入れた廃コンクリートを破砕・選別したリサイクル材で、駐車場・道路工事で利用されます。

NS-10※

建設系混合廃棄物に含まれる土砂を再資源化して作られた盛土材です。

NSタイル※

NS-10を用いた建設部材です。店舗什器・床材などに利用されます。

エコセラサンド※

廃瓦を破砕し粒度調整したリサイクル材で、ガーデニング材や防犯対策として利用されます。

マテリアル原料（製紙用）

梁（はり）や柱材を破砕・選別したリサイクル材で、製紙原料となる木材パルプです。

マテリアル原料（ボード用）

廃木材を破砕・選別したリサイクル材で、パーチクルボードやMDF（中密度繊維板）の原料となる木材チップです。

サーマル原料（燃料用）

再生可能エネルギー燃料（木質系バイオマス）として、バイオマス発電所等で利用されます。

エコモアチップ

リサイクルの過程で出てくる木材を細かく破砕。吸水性・保温力に優れ、家畜やイチゴ農家等の敷料として利用されます。

RPF

廃プラスチック類、古紙、繊維くずを主原料とした固形燃料で、工業生産用の化石代替燃料として利用されます。

※アイエスエンジニアリング株式会社にて製造・販売
上記のご購入につきましては、ご要望をお伺いし対応いたします。

リサイクル製品を活用した価値共創 

リサイクル製品の新たな可能性を追求し、さらなる価値を生み出すべく、さまざまな企業と協働し研究開発に取り組んでいます。 

完全循環型バイオトイレ「トイレトワ」

建設廃棄物に含まれる土砂を再利用した盛土材「NS-10」を土壁に利用した、完全循環型バイオトイレ「トイレトワ」を、三富今昔村内に建築しました。微生物の力を活用した日本発の複合発酵技術を採用し、水を一切無駄にせず循環させる仕組みを実現しています。 

「NS-10」を店舗資材に活用「SHIRO ルミネ池袋店」 

主に道路の盛土材や埋戻し材として使用されてきた「NS-10」が、2024年3月にリニューアルオープンした「SHIRO ルミネ池袋店」にて、店舗資材の原料として初採用されました。リニューアル工事に際して発生した産業廃棄物も、石坂産業の中間処理により100％再資源化しています。 

産業廃棄物を再生したリサイクル資材を、「有機土木」の施工材料として供給

土に還る有機資材（樹木や丸太杭、落ち葉、竹炭、稲藁、瓦、自然石、コンクリートガラ・アスファルト片ほか）を主に資材として採用する「有機土木」の施工現場に、当社が再生した砕石、コンクリートガラ、瓦チップ、ウッドチップなどのリサイクル資材を供給しています。新たな地球資源を使わず、その地域や土地が本来持っている環境や風土、文化をも再興していく「リジェネラティブ・インフラストラクチャー」を目指す取り組みです。

ブルーインフラ「藻場の再生」実証実験への参画

2023年3月から、山形県酒田港北港において、株式会社環境内水面資源研究所、アイエスエンジニアリング株式会社と共同で、ブルーインフラ実証実験を行っています。沿岸域における藻場の再生や、生物多様性の回復を目的に、海藻や付着生物が定着しやすい性質を持つ、再生資源を活用した環境配慮型の人工構造材「有機体ブロック」（人工魚礁）を開発。“海のゆりかご”を取り戻すための、新たな解決策を提供すべく取り組みを進めています。

リジェネラティブコンサルティング

石坂産業が培ってきたノウハウを生かし、循環型社会をつくるためのコンサルティングを行っています。プロダクトのリサイクル戦略、ブランドづくり、SDGsワークショップ、社員教育等さまざまなテーマにおいて、循環型経済・社会の実現に向けたプランを企画立案。まずはお気軽にお問い合わせください。

里山再生・価値創造コンサルティング

地域の自然回復や価値づくりをしたい、支援して欲しいというご要望を受け、当社専門スタッフが支援しています。一貫した価値の創出のため、1.コンセプト策定　2.環境再生　3.植生管理提案　4.コンセプト・価値の可視化　5.環境教育 の５つのプロセスでトータルサポート。すでに取り組まれている場合は、補完的な支援も可能です。