環境教育

環境問題に真正面から取り組む企業としての挑戦。
人々の意識を変え、自然と共生する社会の担い手を育む。 

人々の環境意識を変え、つぎの暮らしをつくるために 

世界中で起きている環境問題を根本的に解決するためには、資源を循環させるだけではなく、教育面から人々の環境意識を変えていく必要があります。石坂産業は、プラントでの廃棄物再資源化の工程を一般に公開。さらに、不法投棄の温床だった周辺の雑木林を里山へと再生し、環境教育フィールド「三富今昔村」として開放しています。訪れる見学者は、年間6万人以上。自然と共生する社会の担い手を育むために、子どもから企業団体まで、幅広い見学・学習プログラムを展開しています。

 

石坂産業が提供するソリューション 

多様な体験型プログラム

資源と里山の循環を学び、次の暮らしをデザインするヒントを共に学び合える場を提供しています。企業・団体、学校、個人、海外の方など、さまざまな方々にご参加いただけるよう、多様な体験型・参加型プログラムを用意しています。 

廃棄物中間処理プラントの見学
里山の見学
再生と循環を学ぶレクチャー

環境教育の拠点 

再資源化プラント

世界に誇る減量化・再資源化率98%の全天候型再資源化プラント。スタディツアーを通じて、廃棄物処理の現実と、石坂産業が長年培ってきた資源再生の技術とノウハウをとおして、ごみをごみにしない仕組みをつくるZero Waste Designの考え方を多くの方に伝えています。 

三富今昔村 

環境教育フィールド「三富今昔村」では、自然や生き物との触れ合い、里山の暮らし体験や農業体験などを通じて、循環する暮らしのヒントを見つけることができます。埼玉県で唯一「体験の機会の場(※)」として認定され、幼稚園から大学まで多くの教育機関関係者が訪れています。

※体験の機会の場…企業やNPO等の団体が、自然体験活動や社会体験活動の「体験の機会の場」として提供する施設や土地を、都道府県知事等が認定する制度。 

くぬぎの森 環境塾

くぬぎの森 環境塾がめざすのは、自然との共生、多様性の尊重といった価値観を育むきっかけをつくること。教える側からの一方通行のアプローチではなく、参加者の皆様が主体的に考え、発見し、探究する参加型の学びを提案しています。里山で生物多様性と自然と人との関わりを学んだり、廃棄物がリサイクルされる工程を間近で学んだりと、学べる領域は、さまざま。法人の団体のお客様から、教育機関の団体のお客様まで、ご要望にあわせたプログラムをご用意します。

石坂オーガニックファーム

地域伝統の循環農法である「武蔵野の落ち葉堆肥農法」(世界農業遺産)を継承し、化学肥料や農薬を使わずに、地域に根付く固定種野菜を栽培する自社農園。敷地内の体験農園「ReDAICHI」では、土づくりから循環型農業を実体験し、自然と調和する伝統的な技術や、個性豊かな固定種野菜の魅力を学ぶことができます。 

コラボレーション

環境教育の普及活動

石坂産業は、国や自治体と連携した環境教育の普及活動に取り組んでいます。2017年、「体験の機会の場」を活用した環境教育推進事業として、認定事業者により構成される「体験の機会の場」研究機構を設立。体験型環境教育の品質向上や専門的な人材育成を目的に、さまざまな取り組みを行っています。

体験型環境教育の普及啓発 
「体験の機会の場」研究機構
2017年8月に「体験の機会の場」研究機構が発足(会長 石坂典子)。同年10月、環境省との間で「体験の機会の場」の充実・拡大を目的とした協定を締結しました。2018年より協働事業として、教職員等に対する環境教育・学習推進リーダー育成研修や、自治体における体験型環境教育の普及推進を行っています。
Green Blue Education Forum
「体験の機会の場」研究機構を中心に実行委員会を組織し、環境省との共催で、持続可能な社会づくりに必要な視点やアイデアを応援するGreen Blue Education Forumを開催しています。若い世代が、未来に残したいと思う自然環境について考え、自発的に課題を見つけ出し、行動していくきっかけをつくるとともに、世界を変えていくために活躍するリーダーの発掘・育成を目指します。

施設見学/研修プログラム

私たちは年間を通して、皆様にご参加いただける工場見学を行っています。大人の方向けの内容や、親子を対象にした見学会、企業・団体さま向けの見学会など、テーマや予算、時間などお客様のご要望に合わせたコースを提供いたします。

お問い合わせ

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