Laboratory | 自然共生研究室

「自然共生研究室」では、自然と共生するための技術が生まれています。

開発テーマ①

廃棄物処理の明日を変える、ロボット選別。

ロボットができる仕事はロボットに。人にしかできない仕事は人に。私たちがつくろうとしているのは、無駄のない先進的なスマートファクトリー。そのために自社で「自然共生研究室」を立ち上げ、ロボットによる選別技術の開発を進めています。形状や材質、色もばらつきのある建築現場の廃材を、素早く識別し、正しく分別するために。注力しているのは、画像認識の処理能力の向上と、ピッキング能力の向上です。さらに石坂産業には、何重にも分別を行うために、分速40メートルで動くベルトコンベアがあります。熟練した作業員と同じスピード感、正確性をロボットでも実現することができれば、その技術は、あらゆる産業において応用できるはずです。民間企業と提携し、これまで何度もテストを繰り返してきました。2ヶ年計画として、2019年には実用化をめざしています。

開発テーマ②

土づくりからはじまる、循環型社会。

森を育むのも、生き物を育むのも、豊かな土壌。だからこそ自然を取り戻すために、私たちは土づくりに積極的に取り組んでいます。一つは、石坂産業独自に培ってきた分級(ぶんきゅう)技術によってもたらされる精選土(せいせんど)の農業への活用。風力や磁力を生かした分別を行なうことでうまれる、きめ細かな精選土は、野菜の栄養価を高める効果が期待されています。すでに精選土による糖度の高いトマトの生産・販売もはじまっています。もう一つの取り組みは、武蔵野に古くから伝わる落ち葉たい肥農法の実践。くぬぎの森が敷地の8割を占める石坂産業だからこそ、落ち葉を集めてたい肥をつくるプロジェクトも進行しています。自然の保全活動に終わりがないように、いい土づくりにも終着点はありません。私たちは永続的に土づくりに携わり、循環型社会を実現します。
“いい土づくり”の具体化の一つが石坂ファームです。石坂ファームは、「環境から見た農業」をテーマに、従来の“野菜をつくる・売る”という農業のあり方を超え、社会における第一次産業の新しい価値づくりを目指し取り組んでいます。

開発テーマ③

自然と共生するエネルギーマネジメント

限りある資源は、大事に、そして工夫しながら使いたい。私たちは環境対策として、使用エネルギーの削減をはじめ、自然エネルギー等を利用したエネルギー創出と活用にも取り組んでいます。
敷地内に設置した太陽光パネルで年間約20万kWhの太陽光発電を行い、風力と太陽光一体型の発電装置では、雨天・曇天時にも発電・蓄電ができるよう工夫しています。

2018年2月には、「くぬぎの森交流プラザ」に地中熱を利用した空調システムを導入。地上と地中の温度差を利用することで、室内は常に15~22℃程度に保たれる、といった自然エネルギーを最大限活用する取り組みを行っています。

また、大型鉛蓄電池も導入。夜間に充電し、日中に充電した電力を使用する仕組みです。蓄電した電力は、停電・災害時にも使用することができ、BCP対策にも役立てられます。

「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」のエネルギーマネジメントを通して、地域や自然環境と共生し、未来のエネルギー供給産業を目指します。

※BCP(事業継続計画)対策…天災や事故等、緊急事態に業務の被害を最小限に抑え、事業を継続するための施策。