すべてが循環再生するバイオトイレ「TOILETOWA(トイレトワ)」が 「日本空間デザイン賞2024」で銅賞・サステナブル空間賞をダブル受賞
石坂産業株式会社(本社:埼玉県三芳町、代表取締役:石坂典子)が運営する、環境教育フィールド「三富今昔村」内に2023年9月に完成した、完全循環型バイオトイレ「TOILETOWA(トイレトワ)」が、このたび、「日本空間デザイン賞2024」の「銅賞」、および「サステナブル空間賞」の2賞を受賞いたしました。
「TOILETOWA」
賞の授与を受ける、遠野未来氏(遠野未来建築事務所、中央)と、石坂靖子(石坂産業株式会社、右)。(10/11授賞式)
「日本空間デザイン賞」(主催:一般社団法人 日本商環境デザイン協会、一般社団法人 日本空間デザイン協会)は、空間デザインの価値を未来へつなぐために2019年に設立された日本最大級のデザインアワードで、2024年度は計801作品の応募がありました。
「TOILETOWA」は、その中から選ばれた金賞・銀賞・銅賞計38作品のうち、「公共施設・コミュニティー」カテゴリーで「銅賞」、28作品が選ばれた「サステナブル空間賞」を同時受賞いたしました。「時代性」「創造性」「社会性」「文化性」「意匠性」「革新性」「持続可能性」を審査基準とし、特に、「サステナブル空間賞」では、「SDGsを支える要素につながる行動の啓発・促進」「SDGsを達成するための重要な分野に関連した今後15年間の行動を促すことにつながる空間デザイン発想」が審査のポイントとなっています。
「TOILETOWA」は、江戸時代から続く循環を現代に蘇らせたい、土づくりに欠かせない微生物の大切さを伝えたいとの強い思いから誕生した、水を一切無駄にしない完全循環のバイオトイレです。当社が建設系廃棄物から再生したリサイクル資材NS-10を利用した土壁、微生物の力を活用した日本発の複合発酵技術による汚水の循環などを採用し、「循環」の価値を可視化して伝えていく役目を担っています。
当社は、「Zero Waste Design」のビジョンのもと、すべての地球資源が循環する社会を目指し、今後もSustainability(持続可能)を越えてRegeneration(再生)を実現すべくチャレンジを続けて参ります。
【TOILETOWA】
https://ishizaka-group.co.jp/news/article/3a0d-41nuvg
設計:遠野未来建築事務所
建築:寺島工務店
複合発酵技術:株式会社 高嶋開発工学研究所
ネーミング:株式会社 TSDO
監修:国際土壌回復企業コンソーシアム JINOWA、JIEN
【日本空間デザイン賞】
https://kukan.design/
以 上