石坂産業のエネルギーマネジメント②
地中熱を利用した空調システム

石坂産業では、敷地内にある環境教育施設「くぬぎの森交流プラザ」に、資源エネルギー庁と埼玉県の補助金の交付を受け、地中熱を利用した空調システムを導入しました。
これにより、自然エネルギーを活用した空調管理を行うことが可能になりました。

環境配慮型施設で自然エネルギー活用

石坂産業は、近隣の里山を保全し、環境教育フィールド「三富今昔村」の運営を行っています。
このコンセプトに鑑み、三富今昔村「くぬぎの森交流プラザ」では、地中熱を利用した環境配慮型の空調設備を導入しました。
同施設の敷地面積は約60坪。地中熱を利用した空調システムは、エアコンを取り付けた場合に比べ、消費電力を10分の1以下に削減し、CO2の排出抑制も可能になりました。

地中熱利用のメリット

地中熱を利用した空調システムは、地下5mまでパイプを通し空気を循環させて熱交換するタイプと、地下100mまでパイプを通し、不凍液を用いて熱交換するタイプをそれぞれ2本ずつ埋設しています。
地上と地中の温度差を利用することで、夏は室内を冷やし、冬は室内を暖め、交流プラザの室温は常に15~22℃程度に保たれる、という状態が実現できました。
また、空気清浄の効果もあり、パイプ底の水がフィルターとなって、空気中の塵や埃、花粉などを吸着するという副次効果もあります。

安定したエネルギーとして注目の地中熱

現在、自然エネルギーの中でも安定供給ができる点で注目度の高い地中熱。
環境省によると、2013年から2016年までの3年間で、設置件数は1,166件(20.4%)増加しています*。
そのため、国や各都道府県からの関心も高く、地中熱利用設備に関する補助金の整備が進められています。

石坂産業では、経済産業省資源エネルギー庁の「地産地消促進事業費補助金(再生可能エネルギー熱事業者支援事業) 」と、埼玉県の「埼玉県分散型エネルギー利活用設備整備費補助金」の交付を受けて地中熱利用空調システムを設置しました。これらの補助金の総額は、設置コストの2/3に相当します。

今後も安定した地中熱を利用していくことで、CO2の排出を抑制し省エネに努め、自然と共生した空間を実現していきます。

*環境省平成29年3月23日報道発表資料「平成28年度地中熱利用状況調査の結果について」より

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